1000回そうだったとしても、1001回目は違う結果になるかもしれない

先日、ある記事を読んで、これはほんとうにそうだなと感じたものがありました。

18世紀の哲学者ヒュームさんは

【1万回の実験をしても、1万1回目にはどうなるかわからない】

という内容のことを主張したそうです。

【1万回も通勤したが会社はあった】は経験則にすぎず、【1万1回目には倒産していて会社が無くなる可能性】は誰にも否定できない。 とのこと。

 これは常々、鍼灸臨床をおこなっている身として、真に思っていることなのですが、科学的にこうだからこうなる とか、 この病気はこういった傾向があり予後は不良で、進行性のものである。 とか、 治らない・良くはならない と言われている症状・病気 ってほんとうにそうなのだろうか? と。

 まちがえて認識していただきたくない点は、通常を知らなくていい ということではないことです。〈疫学・病因と病態生理・症状・診断・治療・経過と予後〉をきちんと理解しておくことは医療者として必須であるうえで、です。

 ものごとに対する考え方を変える。 行動を変える。 生活習慣を変える。 鍼灸施術を受ける。ヨガ・タイマッサージ・アーユルヴェーダ・ホメオパシーetc を受ける。 ひとそれぞれ、思考や行動を変化させ、異なる療法を受療し、セルフケア をおこなうようにすることで、ダメだといわれる状態を良くなってるね と改善することはできると思います。

おたずね鍼灸院

“みん家笑犬お訪ね鍼灸” 愛知県犬山市・犬山城下町ちかくめの『眼科鍼灸』にちからをいれている 鍼灸院です。

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