春の野草で酵素シロップ
春になると、草木が芽を出します。色々な草木が芽吹き始めた4月初旬、鍼灸院や自宅の庭・畑で野草を摘み、野草のエキスをまるごと食せる、酵素シロップを仕込みました。
野草酵素シロップー私の作り方ー
1.野草は摘んだら水で洗って天日で干す(または水気をふき取る)
2.砂糖は野草の重量の1.1用意する
3.ボウルに野草と砂糖を入れ、よーく揉みこむ
熟成済みの酵素シロップがあったらそれも少し加えて揉みこむ
4.保存瓶に詰める
(野草の重さ94g💦4月初旬はまだまだ新芽が少なくて。この後5月頃までに何度か追加で仕込んでいます。)
一般的な酵素シロップの作り方だと、砂糖と素材を瓶に交互に詰めて、一日一回混ぜる、という感じだと思います。瓶詰めする前に先に揉みこむというのは、10年位前に野草酵母のスペシャリストの先生に教えてもらいました。なぜ先に揉みこむのでしょう。なぜだったか、教わったのが昔過ぎて忘れてしまいました💦私は、次のような感じかな~、と思ってやっています。
野草は果物のように水分が多くないので、漬けた後(浸透圧で)水分が上がってくるのに時間がかかります。水分が上がってこないと、砂糖や水分と触れていない部分が腐敗しやすくなります。
先にしっかり揉みこむ方法は、瓶づめ前に、野草と砂糖をしっかり絡め、野草から水分が出るくらいしっかり揉んでしまうので、そういった心配が少なく、失敗しにくくなるのではないかな、と。
私は、瓶詰め前にしっかり揉みこんでしまって、瓶詰めした後は混ぜません。(時々瓶をゆすることはあります)
さらにあと少し、追加できたらいいな。そして、あとは完成を待つのみです。
来年の春になったら開封します^^
ー入れた野草ー
ヨモギ・スギナ・タンポポ・ドクダミ・クマザサ新芽・竹の新芽・ミント・柿葉・オオバコ・ミツバ・カキドオシ・ヘビイチゴ
ー野草の成分・効能MEMOー
ヨモギ・・・緑の血液といわれるクロロフィル、鉄分、カリウムが豊富。コレステロール値を下げる/貧血予防/生活習慣病予防・改善/粘膜や皮膚を健康に保つ/便秘解消/胃腸機能向上/体を温める/美容/喘息予防
スギナ・・・ケイ素が豊富。骨・軟骨強化/活性酸素を除去
タンポポ・・・むくみ予防・改善/食欲増進/便秘解消/母乳分泌を促進/リラックス
ドクダミ・・・デトックス/高血圧予防/美肌/炎症抑制効果
クマザサの新芽・・・胃潰瘍・胃炎など改善/貧血予防・改善/動脈硬化予防/血圧上昇抑制・安定/ニキビ・口臭予防
竹の新芽・・・ハチクの葉は生薬・竹葉(チクヨウ)
ミント・・・抗菌/抗酸化/
柿葉・・・プロビタミンC・ビタミンK・ビタミンB類・ケンフェロール・クエルセチン・カキタンニンといったミネラル分・フラボノイドが豊富。血管強化/止血作用/抗酸化/殺菌
オオバコ・・・生薬・シャゼンソウ。のどの調子を整える/腸内環境を整える/生活習慣病の予防・改善
ミツバ・・・ビタミン(B1・B2・C・K・E)・カロテン・鉄・ミネラル・カルシウム・カリウムなど。血行促進/解毒作用/体を温める
カキドオシ・・・有効成分は、セスキテルペン類・サポニン・タンニン類。糖尿病予防/結石改善/気管支炎改善/疳の虫改善/リラックス
ヘビイチゴ・・・生薬・蛇苺(ジャモ)は解熱・通経・痔に用いられる。
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