“眼科疾患に対する鍼灸治療” セミナーに参加！

先日、東京で開催された“眼科疾患に対する鍼灸治療”セミナーに参加してきました。

講師はNHK特番〖東洋医学ホントのチカラ〗でもおなじみの、粕谷 大智 先生です。

粕谷先生は、東京大学医学部付属病院リハビリテーション部鍼灸部門主任でらっしゃいます。“東京大学医学部付属病院で鍼灸治療を受けることができる”　ということをご存知ない方も多いかと思います。（鍼灸施術を多くの病院で医師の指示により受けられるように、又、鍼灸を受けることを患者さん側自身でも選択することができるようになるといいな～と思っています。みなさんはどうお考えになられますか？）

今回は“眼科疾患に対する鍼灸治療”ということでしたので、東大病院内での出来事などをまずはお話くださいました。

病院の眼科医師から鍼灸を受けるように勧められた緑内障の方が、粕谷先生の鍼灸治療を受療し続けたところ、状態の維持・改善がみられているとのことでした。

ぼくはこういった話を聞くだけで氣分が高まり、やる氣が湧きますし、率直にすごいなー　もっと眼科疾患のある方に、鍼灸治療を受けてもらえたらなーと思います。(もちろん眼科医師の診察・投薬治療などをしっかりと併用しつつです。)　

鍼灸治療を眼科疾患の方へおこない、その状態変化や患者さんの現在の症状の状況をを眼科での医師診察や画像診断により、確実に観察。総合・中核病院⇔地域のかかりつけ病院　へ(病診連携)の流れと同じように、病院⇔鍼灸院 の病診連携も近い未来現実となってくると予測しています。(希望的観測も含めて(笑))

患者さんの体感的な自覚的変化(目がラクになった・よく眠れるような気がする等)はとても大切ですが、画像所見によってその状況が目に見えて(客観的に)理解できることも大事なことであるなと考えます。

粕谷先生の眼科疾患に対する鍼のおこない方もとても勉強になり、さっそく当院での施術に取り入れています！眼科疾患への鍼灸施術の勉強会はめずらしい為、ものすごく参加したい勉強会でしたので参加することができてうれしかったですし、身になることが多かったです。粕谷先生、主催の目黒区鍼灸師会のみなさま、ありがとうございました。

この勉強会を主催された“目黒区鍼灸師会”さんは年間に多くの事業活動を展開されており、鍼灸施術を多くの方に知っていただけるような活動をしてくださっています。(ありがたいです！)そのひとつとして、来月3月18日(水)10：30～11：45　田道住区センター　にて“コロコロはり教室”が開催されるようです。ご興味・お時間おありの方はぜひいらっしゃってくださいませ。(チラシ写真アリ↓)